みんなで豆まき!おには~そと、ふくは~うち!!

2015-02-03

二月三日の節分の日。みんなで豆まきをしましたよ。自分で作ったお面をかぶっています。

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こころにいるのはどんな鬼かな?「なまけおに」「いじわるおに」「すききらいおに」こころのおうちの中に入ろうとする悪いものを追い出しましょう。

聖母幼稚園にあかおにさん、あおおにさんがやってきましたよ~。

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ちょっと怖いけど勇気を出して。「鬼はそと!!福はうち!!」大きな声が響きます。小さい年少組さん、一所懸命まめまきしたよ。みんな泣かなかったよ。

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年中組さんのお面ははさみやテープを使って作りましたよ。セロファンでいろいろな色の目玉だよ。負けないよ。

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豆を全部巻いてしまったら、なんだかすっきりしたね。鬼さんと握手をしよう。もう心の中のわるいものは連れて行ってください。明日からがんばります。

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年長組は自分の心の中にいる鬼さんを紙に書き出しました。鬼さんにお手紙を渡して、持って帰ってもらいました。ちょっと怖かったけど強い心になったかな?みんな鬼さんと写真も撮りました。明日からにこにこ笑顔で友だちとも仲良くできるかな。つらいことや苦しいことから逃げ出さず、乗り越えていけますように。春になったら小学校ですね。

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人間は誰でも、いい心と悪い心があります。悪い心を自分で抑えることができるように強い意志や気持ちを持たなければなりません。

この頃はスマートフォンの鬼アプリも普及しているようです。聞き分けのない子どもたちには効果があるかのように思われ、つい「鬼さんにでんわするよ」利用してしまう家庭も増えているようです。「鬼が来るよ」だけでは子どもたちには、何が悪くて正しいのか、自分のとった行動のどこが悪かったのか相手はどう感じたのか、わかりません。幼児期のこの大切な時期に、繰り返し体験を積みながら、そのつど正しく教え伝えていかないと、子どもたちには何も残りません。

大人になったとき、泣いたり怒ったりしながらもお父さんお母さん、家族の人や周りの人が教えてくれたことを、子どもたちはけっして忘れません。鬼アプリのしつけより、人が人に教えてくれたことのほうが、ずっと子どもたちに必要なことです。

人と人のつながりをたくさん残していけますように。心から願わずにいられません。